蓮光寺は萬治元年(1658年)蓮光寺裏の鶴岡八幡宮の神宮寺として無量庵 求誓(グゼイ)上人によって創建されました。
昭和27年までは大本山仁和寺の末寺でありましたが同年7月に高野山真言宗大本山金剛峯寺の末寺となりました。
昭和52年に高野山から独立し単立真言宗蓮光寺となり、現在に至ります。
蓮光寺には二重宝塔太子堂が建立されており、太子堂は1771年、現在の洲本市山手の八幡宮近くの龍宝院に建立されておりましたが、1868年(明治元年)の廃仏毀釈(神仏分離令)で龍宝院は廃寺となり、太子堂も壊される予定であったが、明治5年に一旦解体し、
現在の蓮光寺境内に移築された大変貴重な二重宝塔です。
複雑な彫刻が彫刻され塔内には16歳の聖徳太子立像と四天王がお祀りされています。
複雑な彫刻と250年あまりの長き歴史が評価され平成29年2月27日に洲本市有形文化財に指定されました。毎年4月15日に大祭があり、ご開帳があります。